第6日

今朝も多少曇り加減。だれか雨女が日本からやってきたのかな?
今日は在住の友人Sさん、札幌からのSさん、それに私と3人のSさんでランチ。ちいさなフレンチレストランで$25のプリフィクスですが、$25ランチにありがちな手抜きメニューじゃなくて、どれも手が込んでました。アスパラやエンドウやそら豆と春らしい材料がふんだんに使われています。さすがにNYでの食事には、鼻が利くようになってきました。ワインを飲みながら(この後学校にいくSさんは飲めず)、たっぷり2時間楽しくおしゃべり。
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写真は久々に撮ったエンパイア・ステート・ビル

その後、夕方のオペラまでその辺をぶらぶらしようか、と思っただけで結局100に帰って、ちょっと早めにリンカーンセンターに向かいました。地下鉄3はエクスプレスなので、42の次は72まで通り過ぎますが、まだ5時半だったので72まで行き、地上にでた角にあるGray’s Papayaで、ダブルフランク+パパイヤドリンクで$2.75のセットを注文。ランチとだいぶ違うなあ。





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リンカーンセンターまで来ると、マジシャンが何日も水中生活をするというパフォーマンスに、黒山の人だかりです。バスで隣にいたおばさんは、クレイジーなやつ、と指差してました。


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オペラは2度目のローエングリンです。来る前にも書いたように、土曜日がSold Outだったので、先に今日の分を取っていたものです。ベン・ヘプナーの代わりに、Klaus Florian VogtというこれがMETデビューの若手歌手が題名役を歌います。ところが歌声を聴いてびっくり!甘い、とっても耳当たりのいい声なのに、オケに埋もれることなくよく通ります。これはひろいもんだとうれしくなりました。3幕が始まる前に、となりのオペラ通らしいおじいさんが、楽しんでるか?と聞いてきたので、土曜日もこれ聴いたよというと、ラジオでやってたからな、いやいやここで聞いたんだ。で、Mr.Vogtのほうがベン・ヘプナーよりいいよ、甘い声で。というと、そうだそのとおりだと同意。終わったときも、ワンダフル!完璧!とほめちぎってました。こんなこともあるから楽しいんだねえ。
by shoeenoki | 2006-05-04 15:24 | New York