The Color Purple

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DVDですが、The Color Purpleを見ました。1985年の作品ですから、ちょうど20年前にできたもので、ウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作品だったんですね。20世紀初頭の南部を舞台に、人種差別、男女差別から近親相姦まで・・と書くと、暗くてやりきれない感じがしますが、この映画には、どこか未来に明るさを感じさせるというか、つらい人生も生きてさえいれば、いいこともあるんだよ、と言ってるような前向きさを感じさせてくれるものがあります。2時間半の長い作品ですが、2,3日に分けて見るつもりが、一気に最後まで見てしまいました。スピルバーグ監督の手腕でしょうか。

なぜ今ごろこんな古い映画を見たくなったのかというと、この秋ブロードウエイでミュージカルになるんです。それも、私がNY入りする前日(11月1日)にプレビューが始まります。これを見るかどうかの判断材料として、映画を見てみたんですが、翌日すぐに到着日のチケットを押さえました。
友人のシアター・ゴーヤーたちに相談すれば、彼女たちは、秋の新作ではまず第一にスティーブン・ソンドハイムのリバイバル"Sweeney Todd"を押すでしょうね。次ぎがアンドリュー・ロイド・ウエーバーの新作"The Woman in White"でしょう。でも、私はロイド・ウエーバーはそんなに好きじゃないし、断片的に映像を見た前者もそれほど見たいと思わなかったし・・。
ま、もう一つぐらい見られそうだから、このどちらかを見ることになるでしょう。
by shoeenoki | 2005-10-04 00:58 | New York