JFK9時半着が50分ごろになり、イミグレのブースが5つぐらいしか開いてなかったり、エアトレインや地下鉄がなかなか来なかったりで、結局ワンハンドレッドに着いたのは、ちょうど12時頃でした。
半年ぶりのyokoさんと、近況報告というより雑談でしばらく過ごした後、ユニオンスクエアに車で出るyokoさんに便乗させてもらって、マンハッタンへ。まずタイムズスクエアで、メリーポピンズのチケットピックアップ、と思ったら当日まで渡さん、と言われてすごすご退散。タイムズスクエアヴィジターセンターでトイレを借りた後、食事するにもちょっと早いしなあ、と思いながら6アベを北上しながら、トップオブザロックで夜景が見られる時間帯であることに気が付いて、そのままあがってみました。
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ほんとは、2枚とももう少し明るかったんですが、ほんの2,30分いた間に暗さが違ってますね。
その後、鬼が島でカレー南蛮白ご飯付きという定番夕食をすませて、31のバスで9アベまで乗って、リンカーンセンターへと向かいました。
初日の今日は、40年ぶりの新演出で今シーズンのオープニングを飾った、蝶々夫人です。ご覧のとおりSold Outです。yokoさんの話では、こちらでも派手な宣伝が目立ってたようですが、その効果があったのか。
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イングリシュペイシェントのアンソニーミンゲラ監督の演出、2人の中国人による衣装と振り付け、42nd Stを思わせる、天井に斜めに鏡を貼った舞台、蝶々さんの幼い男の子を、文楽のように3人の黒子が扱うパペットで演じたことなど、非常に斬新で力の入ったものでした。黒を基調にした簡素なステージ上を、Shoji Screensが動き回って場面転換します。それでいて不思議に違和感の少ない舞台だったと思います。

ところが、第1幕の後の幕間、30分も経つのにレバインが出てきません。これは何かあったか、と思っていたら、マイクを持ったおばさんがステージに登場。コンピューターソフトに問題があって、修復してるからもうちょっと待ってくれ、ということで結局休憩がほぼ1時間になりました。そして、有名なアリア「ある晴れた日に」が歌われる第2幕、蝶々さんを歌う、パトリシア・ガラード・ドマスの声が、ドラマチックで強いのはいいんですが、ちょっと名前のとおり声がガラガラなのが気になってたら、3幕が始まる前にまたおばさんが出てきて、今度はコンピューターは問題ないけど、ミス・ドーマスの声の調子が良くないから、と代役に代わってしまいました。
そんなこんなでどたばたの初日でした。
# by shoeenoki | 2006-11-19 17:27 | New York
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あと25分で出発。気の早い人はもう並んでます。伊丹の込み方がひどくてちょっとはらはらしましたが、初めての第一ターミナルは、意外とスムーズに運びました。
写真は、スターアライアンス模様の乗機です。あ、もう乗り出した。行ってきまーす!

続き~~

ここ2、3年どんどんまずくなってたANAの機内食が、やや食べやすくなって、そのうえ食後にハーゲンダッツのアイスクリーム付き。ちょっとサービス回復ですね。機内LANサービスも、今年いっぱいで終わるため、今は無料で繋ぎ放題です。時間気にしないでいいのは、うちで繋いでるみたいに快適です。
成田の混み方はそれほどでもなかったのに、エコノミークラスは満席です。非常口席取って大正解です。トイレも目の前だし。
# by shoeenoki | 2006-11-18 10:40 | New York
b0040245_10220.jpg秋のNY行きまであと10日ほど、来週の土曜日には出発です。先週末は、NYCマラソンの話題で持ちきりでしたが、NY仲間が4人も走ってたので当然でしょうね。そして初参加の女性2人を含めて、4人全員が完走!42キロって、歩くのもいやな距離なのに、みんなすごいですね。以前書いたように、この連休に行く可能性もあったのですが、行かなくて良かったかもしれません。だって、完走メダルを首から下げた4人と一緒に飲みに行って、4人は店のおごりだ!ということで一人金払って飲む、なんてことになったら、負け感いっぱいになりそうだもんね。それこそ、来年は俺も走るぞ!なんて馬鹿なことを口走りかねません。

さて私の旅行ですが、オペラは予定どおり蝶々夫人、セビリアの理髪師、ラ・ボエーム、トスカの4本押さえました。つまり滞在期間中に見られるもの全部です。その上、理髪師とボエームは、開演前にレクチャーがあるので、どちらも聞こうと思っています。また、バックステージツアーも未経験なので、一度参加してみようかとも思ってます。
ミュージカルは、新作、話題作が多いのですが、もう一つ好みのものが少ないので、今のところ押さえているのはメリーポピンズのみです。名作の誉れ高いコーラスラインや、期間限定のレ・ミゼラブルのリバイバルが話題ですが、どちらもちょっと・・・。11日に大阪で、鹿賀丈史と市村正親のペテン師と詐欺師を見るので、面白かったらNYで見てもいいかもしれないですね。
あと、クイーンズにあるルイ・アームストロングが晩年に住んでいた家が公開されてるので、行ってみたいと思っています。できれば、マイルスデイビスの墓参りもしたいと思います。
# by shoeenoki | 2006-11-08 01:01 | New York
b0040245_2237092.jpg先日Amazonに注文していた、"In Grand Style"という本が届きました。縦29センチ、ヨコ44センチと横長のとても大きな写真集です。表紙の写真は、パバロッティのMETラストパフォーマンス、トスカの一場面ですが、これを見て分かるように、メトロポリタンオペラの、最近のプロダクションの写真集なのです。
b0040245_0202696.jpgリヒアルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」で始まり、表紙にもなったプッチーニの「トスカ」で終わる、20の作品が取り上げられています。写真は、「薔薇の騎士」第2幕、オクタビアンがソフィーに、他の男の結婚申し込みの使者として銀のばらを届け、一目で恋に落ちる場面です。リヒアルト・シュトラウスの曲のなかでも、官能的なまでに美しい音楽が特にすばらしく、音楽だけで泣けてしまうところです。写真ではわかりにくいのですが、広げると幅90センチにもなり、豪華な舞台を彷彿とさせてくれます。
この本のいいところは、現在上演されているプロダクションの、上演中の写真であることです。つい最近見たばかりの、ヘンデルの「ロデリンダ」、モーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」、グノーの「ファウスト」、プッチーニの「ラ・ボエーム」、ワーグナーの「タンホイザー」など、キャストもそのままです。キャストは入れ替わってるけれども、同じ演出の「アイーダ」や「トゥーランドット」などを入れると、20作中11作を見ていました。
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大事な宝物になりますが、欠点は、でかすぎて置いておく場所がないことです。
# by shoeenoki | 2006-10-09 00:22 |
先週土曜日、オーディションというやつを受けてきました。
神戸バッハの演奏会を開いた、神戸松蔭女子学院大学のチャペルで、12月17日に開催される、「グロリアを歌おう」と題したクリスマス・チャリティー・コンサートの出演者を、コーラスもオーケストラも、受講者を公募して行う、公開講座です。指揮者兼講師として、大塚直哉さんの指導を受けられるので、神戸バッハからオケ、コーラスそれぞれ数人ずつ参加しようということになり、そのオーディションを受けることになったものです。
b0040245_23583496.jpgヴィヴァルディの「グロリア」というのは、11曲のコーラスやソロ曲からなっており、そのうち2曲の前半部分を、大塚さんほか数人の指導者のみなさんの前で、一人で弾かなければなりません。みなさん顔なじみの人ばかりですが、オーディションを受ける側に立つと、その距離感の取り方が難しく、けっこう緊張してしまいました。しかも、ヴィヴァルディの曲は、バッハに較べると単純で、中でも課題に取り上げられた曲は、特に単調だったので、技術的にはやさしくても、音楽的には却って難しく、なんとなく音を出しただけで終わってしまいました。
終わった後の講評でもその点を指摘されて、ごめんなさいでした。初めから落とされないことは分かってたのですが、結果発表の後、指揮者の大塚さんから話があり、今後スコアを手に入れて、歌詞を自分のパート譜に書き込み、歌詞の意味に合わせて弾き方(音の強弱、長短など)を。自分なりに考えて来なさい、ということでした。バッハのカンタータの練習で、いつも言われてることと同じなんですが、バッハに較べてちょっと面白味に欠けるかな、と思っていたヴィヴァルディの練習が、一挙に興味深いものになりました。神戸バッハも次回に向けた練習が始まるし、この秋も充実した時間を過ごせそうです。
# by shoeenoki | 2006-09-25 23:58 | 音楽
昨日9日、我が神戸バッハ・カンタータ・アンサンブルの演奏会が開かれました。
本番に先立って金曜日の午後から、本番会場の松蔭女子学院大学チャペルで、午後はソロ合わせ、夕方から全体合奏の練習をしました。
バッハの教会カンタータは、コーラス、オケ全員が参加する合唱曲と、独唱や2重唱などのソロ曲が5、6曲で、一つのカンタータを構成しています。なので、コーラスは合唱が歌える人だけでなく、ソロが歌える技量の人も必要なわけです。これはオーケストラも同じで、ソロや2重奏が随所に出てきます。そして、この時代の音楽が、後のモーツァルトやベートーベンの音楽と一番違うのは、通奏低音の存在です。これは、ジャズのリズムセクションを思い浮かべてもらえば分かりやすいと思いますが、チェロ、コントラバス、ファゴットといった低音楽器と、オルガンやチェンバロの鍵盤楽器の左手が、一つのベースラインを奏で、鍵盤の右手が和声を付けるもので、バッハの音楽、特にカンタータでは、演奏全体に大きな影響力を持つ、重要なセクションなのです。
そして今回、指揮者の大塚直哉さんの意向で、コンサート・ミストレスの大西律子さんとともに、チェロの高橋弘治さんをお招きしていました。高橋さんは、少しでも古楽に興味のある人なら誰でも知っている、あの、La Petite Bandeで、鈴木秀美さんの後を受けてずっと弾いてきた方で、この1日にベルギーから帰ったばかりで、この日初めて我々に合流してもらえたものです。
そしてその高橋さんのチェロがすごいものでした。世界のトップクラスのオケで弾いてこられた経験は、さすがです。私も、3曲中1曲はトップで弾いたのですが、ある曲を弾くのに、一音一音付きっきりで、その意味や上に乗っている和声、歌詞などと関連づけて、弾き方を指導してもらいました。これまでいかにいい加減に弾いてきたか。通奏低音の奥の深さを思い知りました。こんなすごい人をサイドに控えさせてトップを弾けたなんて、最高の贅沢です。

一夜明けて土曜日の朝11時からゲネプロで、通し練習。併せて出入りの要領やコーラスの立ち座りなど打ち合わせて、1時半頃ゲネプロ終了。3時の開演を待つばかりになりました。我々が休憩している間にも、指揮者の大塚さんは、オルガンやチェンバロの再調律で、開演30分前の開場時刻まで休む間もありません。もちろん、前日も当日も練習の前には調律をしています。ほとほと頭が下がります。
私も、開場前に受け付けの打ち合わせや、久々に聞きにきてくれた人と立ち話などしているうちに、開演です。全員が位置に付いて、大塚さんが入場、拍手に応えたあとこちらに向き直り、一曲目カンタータ131番の最初の音が鳴り響きました。わくわくしながら夢中になって弾き終わったのですが、拍手に応える大塚さんが、ソリストを紹介して、彼らに拍手を受けさせるはずが、その前に袖に引っ込んでしまいました。ここで大塚さんが、けっこう上がり症なんだという意外な面を露呈してしまったわけです。そしてそれを引きずったまま二曲目の17番に突入したためか、異常に早いテンポで始まってしまいました。みんな必死で付いていきます。私も必死ですが、悪いことに、前日に高橋さんが来られて、ボウイング(弓使い)がかなり変わったのですが、それに慣れる時間がないところに早いテンポで、表現するところまで行けずじまいでした。そんなことで、完全に満足ということなく前半が終わりました。
休憩時間には、以前のメンバーたちがけっこう聞きにきてくれてたので、彼らと話しているうち、あっという間に後半開始です。後半は、私がトップに座る187番です。これは、十分落ち着いていて、思うように弾けました。オケの他のメンバーや、コーラスもすごく良かったと思います。終わり良ければ全て良し、というわけでもないですが、充足感を覚えながら本番を終えることができました。
終わってからも、聞いてくれた人たちの感想は、以前とは比べものにならないぐらいうまくなってる、とかまた歌いに来たくなった、とか好意的なものが殆どでした。前半の曲についても、練習の成果が100パーセント発揮できなかったというだけで、従来の演奏レベルよりは、確実に上だったと思います。演奏会は大成功だったと言えるでしょう。打ち上げが盛り上がったのは、言うまでもありません。
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思えば、前の指揮者が突然辞めてしまったのが、ちょうど一年前。それから苦労の末、大塚直哉さんという、現在考えられる最高の指揮者を迎えることができ、そのすばらしい人柄と指導力に、みんなが魅了されて、必死で付いてきた末に迎えた昨日の本番でした。改めて、バッハをやり続けて良かったと思います。この年でこんなにわくわくできるなんて、私は幸せ者です。

☆写真は松蔭チャペルの、有名なガルニエの大オルガン。我々の演奏会では、ポジティフという小型のオルガンを使うので、この大オルガンは使っていません。
# by shoeenoki | 2006-09-10 23:48 | 音楽
9月9日の本番を2週間後に控え、昨日今日と神戸バッハの合宿がありました。阪急六甲駅近くの神戸学生青年センターに、一橋大学テニス部などに混じって、むかし学生だった連中が泊まり込んで、2日間みっちり練習しました。
土曜日の午後は、声楽と器楽に分かれて、細かい音程会わせなど、地味ながら欠かすことのできない練習をていねいにやり、指揮者の大塚さんがやってきた夜の練習では、本番を意識した合奏練習をみっちりやりました。練習が9時に終わったあとは、合宿のお楽しみの飲み会です。持ち込んだビールやワインを飲みながらの音楽談義に○○談義、○○談義等々の後、深夜1時就寝。
b0040245_22572139.jpg今朝は9時半から、コーラスは発声練習、オケは音程合わせの後合奏で午前中の練習終了。午後はいよいよ本番の会場となる、神戸松蔭女子大学チャペルで練習です。ここは、鈴木雅明さんが率いる、あのバッハ・コレギウム・ジャパンが着々と進めている、バッハの教会カンタータ全曲録音の録音会場(と同時に演奏会もひらいている)として有名な会堂です。写真のように天井が高く、非常に残響が長い(たぶん5秒ぐらい)ので、無神経に歌ったり弾いたりすると、ごちゃごちゃになってしまいます。でも、指揮者の大塚直哉さんは、バッハ・コレギウムで、鈴木雅明さんのアシスタントを務めているので、ここの響きを熟知しており、練習のときにも折に触れて、松蔭でどう響くかをみなに意識させていたからか、初めてなのに透明な響きを出すことができました。チェロを弾いていても、気持ちがいいことこの上ありません。自分が弾いた音が、広い空間に立ちのぼるのを実感できます。ある曲を弾いているとき、思わず涙が出そうになりました。練習でこれだったら、本番を弾き終わったら、いいおじさんが泣いてしまうかもしれない、と今から心配です。すばらしい2日間でした。
# by shoeenoki | 2006-08-27 22:58 | 音楽
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最近、行く前にすでに次のNY行きが決まってることが多かったのですが、GWに帰ってきてから、仕事がやたらと忙しかったりして、秋の予定がなかなか決まりませんでした。でも、もうむりやり決めてしまいました。
10月半ばの体育の日がらみ、11月はじめの文化の日がらみ、11月下旬のサンクスギビングがらみの3とおりで、さんざん迷いました。オペラの演目は、10月がいちばん面白そうです。ポンキエルリのラ・ジョコンダ、モーツァルトの魔笛とイドメネオ、グノーのファウストの4本が見られます。ファウスト以外は初見だし、ジョコンダみたいな珍しいものもあるし、でだいぶここに傾いたのですが、ひとつ難点がありました。それは、ブルックリンの定宿、ザ・ワンハンドレッドのオーナー、yokoさんが旅行で不在だということです。勝手の分かった常連さんは、泊まってくれてかまわないと言ってくれてたんですが、やはり彼女がいないワンハンドレッドでは、大事なものが欠けてるような気がして、10月は没。
11月はじめのオペラは、カヴァレリア・ルスティカーナと道化師の2本立てと蝶々夫人が初見。どちらも2度目のトスカ、リゴレットは、前者はまだしも、後者は配役がいまいち。初見のカブ・パグも暗いしなあ。いっぽう11月下旬は、トスカと蝶々夫人はほぼ同じですが、リゴレットの代わりにロラント・ヴィラソンがロドルフォを歌うボエームで、これだけでも行きたくなりますが、決め手は何と言っても、ホァン・ディエゴ・フローレスが、数年前にMETデビューしたときに大評判となったアルマビーバ伯爵を歌う、セビリアの理髪師が見られることです。ディエゴ・フローレスは、ついこないだドン・パスクアーレを見たところですが、この極めてロッシーニ風のオペラにぴったりの明るい声で、アルマビーバ伯爵は期待できます。
ということで、11月18日から7泊の予定でワンハンドレッドを予約。あわせてANAも、往復とも非常口席を確保しました。
# by shoeenoki | 2006-07-24 23:40 | New York
昨日までの三連休、今日から四日間埋めればまとまった休みになるので、一度ベローナかザルツブルクの夏の音楽祭にでも行こうかな、などと数ヶ月前にチラッと思ったのですが、思っただけでした。
b0040245_2212567.jpgで、神戸にいたのですが、いて良かったです。先ず15日土曜日は、西宮の県立芸文センターの佐渡芸術監督プロデュースオペラ「蝶々夫人」。娘の勤務先ですが、ちゃんと受付初日に電話してチケット取りました。まず奥さんと娘婿の3人で、イグレクテアトルでランチ。桃を使ったスープ、瀬戸内の魚3種、うずらなどのコースをゆっくり楽しんだ後、雰囲気のいい大ホールで初めてのオペラ。1階真ん中のいい席です。「蝶々夫人」は、話があんまり面白くないので、プッチーニならボエームかトスカにしてくれよ、などと思ってたんですが、歌手陣のレベルが高く、まっとうな日本人たちが登場する(なに人かわからないことが多い)、落ち着いた演出で楽しめました。特にタイトルロールの浜田理恵さんとシャープレス役のデヴィッド・オーカーランドがすばらしく良かったです。バリトンのオーカーランドは、声も深いいい声だし、一挙手一投足に蝶々さんに対する憐憫の情が感じられる、すばらしい演技でした。この2人に比べると、ピンカートン役のアレッサンドロ・リベラトーレは、テノールらしいいい声なんですが、一人だけ声が遠く聞こえる感じで、1幕大詰めの蝶々さんとの二重唱もオケに埋もれてしまって、二人のバランスがくずれていました。
というような欠点はありましたが、ドラマティックな演出につい泣いてしまいました。このオペラは、この秋のメトロポリタンオペラのオープニングを、新演出で飾ることになっていて、秋に行くときには見られそうです。この日見て、METで見るのも楽しみになりました。

16、17日は、神戸バッハの集中練習でした。指揮者の大塚直哉さんが、日曜午後と月曜夜に空いていたので、その2コマを合同練習にし、月曜午後には、大塚さんの推薦で来ていただいたコンサートミストレス、大西律子さんの指導で弦楽器だけの分奏練習でした。
6月が忙しくて来られなかった大塚さん、抜けた分を埋め合わせようとするかのような、非常に密度の高い練習で、息つく暇もなく夢中になっての歌ったり弾いたりでした。本番までまだ2ヶ月ほどあるのですが、従来の感覚では、本番1週間前ぐらいの乗りでした。カンタータというのは、合唱曲とソロの曲が組み合わさってできています。以前だと、本番直前までコーラスの練習ばかりで、ぎりぎりになって半分やっつけみたいにソロ合わせをしていました。それでも、ソロを歌うのはプロ活動をしているような人が多いので、なんとかなってたのですが、今回は2ヶ月前の段階で、ソリストたちもほぼ譜読みを済ませて練習にのぞんでいます。来月には合宿も予定しているし、そうとう完成度の高い本番が期待できるのではないかと思っています。
そして、合同練習だけでなく、弦楽器だけの練習がまた楽しかったんです。大西さんは、モダンよりむしろバロックバイオリン奏者として活躍されていますが、今回わざわざバロックバイオリンも持って来て、出席者ひとりひとりに楽器をさわらせて、モダンとの違いを実感させてくれました。歌詞に合わせた弓使いや、古典調律でのアンサンブルのコツなど、やさしく噛んで含めるように教えてくれます。みんなの感じ方がバラバラで、全くあわなかった和音が、なんということでしょう!beforeとafterで全くちがう澄んだ響きになったのです。ほんとに9月の本番が楽しみです。
# by shoeenoki | 2006-07-18 22:19 | 音楽
今日で、家の中の工事はほぼ終わりました。お風呂だけは、土曜日の夜から入っていましたが、着替えを置くのも困る状態でした。けっこうストレス感じてましたね。
で、さっそく夕食作りました。といってもまだ食器がどこにあるか分からなかったりするので、ごく簡単なものです。
先週末から、娘のマンションには行かず、うちで過ごしてたんですが、その間電子レンジとオーブントースターだけが熱源だったので、惣菜やすしなど、ほとんど手をかけずに食べられるものに、ペッボトルのお茶だったので、うちで炊いたご飯はやっぱりうまいです。

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写真は98パーセント出来上がったキッチン。流し台と後ろの戸棚の色を変えてみました。流し台は濃いブルーで、普通つける頭の上の戸棚をやめたので、圧迫感がなくて快適です。後ろの戸棚は白。全部ブルーでは重すぎるし、全部白では面白みに欠けるというので、こうしてみました。
# by shoeenoki | 2006-07-05 01:19 | その他