<   2007年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

予想どおり、うちに帰ったとたんに、更新の時間が全く無くなり、もう帰国して1週間経ってしまいました。7日目、8日目がまだですが、取りあえず帰国報告です。
b0040245_0533843.jpg

帰る日は土曜日とあって、2度目のフレンチトーストの朝食。いつもデジカメを持って降りるのを忘れるので、ワンハンドレッドのおいしい朝食の写真がアップできないのですが、この日は忘れずに撮れました。おいしそうでしょう?
しっかり食べたあと、JFK11時初のANAに乗るべく、8時半ごろ、yokoさん、あきらちゃん、スタッフKさん、もう1泊居残るSさんの見送りをうけて、ワンハンドレッドを出発、いつもの地下鉄Cを目指そうとすると、Kさんが「週末A,Cは止まってて、バスで途中まで振り替えですよ。バスはそこに来るはず」と。すぐの角に黒人の兄ちゃんたちが立っていたので、バスはここにくるの?と聞くと”I hope so.”などと言うので、しばらく立っていましたが、なかなか来る気配がない。待っててばたばたするより、LIRRで行くことにして、ぐるっと回ってフラットブッシュAvの駅まで歩いて無事乗ることができました。来たときの逆コースでJFKに着いたのが9時40分ごろ。着くとチェックインが長蛇の列。やっとの思いで手荷物検査をくぐり抜けて、ゲイトに着いたら1時間半もディレイ!おいおい、それならそんなに焦るんじゃなかったよ。

と、ドタバタしたのもここまで。あとは成田、羽田、神戸と乗り継いで、6日夜10時過ぎに我が家に帰り着きました。
あいだの7,8日目の様子は、またおいおい。
by shoeenoki | 2007-05-14 01:25 | New York
予報どおり、朝はどんより」曇った天気で、腰が重くなります。でも今日は、6時からMETのレクチャーを聞き、そのまま8時からオペラなので、早く行動を起こさないといけません。そこで10時半(早くないか)ごろ、SOHOのディーン&デルーカに出かけたのですが、Qラインのホームで、一足先に出かけていたyokoさんや義理の妹さんたちとばったり。先に来たBにyokoさんとスタッフKさんが乗って、後の3人でQに。有名レストランのシェフをしている妹さんたちに、うちのお客さんで、レストランにもよく行く方よ、とyokoさんが紹介してくれたので、Canal Stで私が乗り換えのために降りるまで、ユニオンスクエアカフェが東京に出た話とか、クリスピークリームも出て、すごい行列で2時間待ちだとか、地下鉄車内の轟音の中でしゃべるというより叫んでたような気が・・。
Canalでローカルに乗り換えて一駅、久しぶりでMoMAのアートショップに寄った後、D&Dでおみやげを買ったついでに、夜食を買って帰ったほうが・・と気づいて、フランスパンとチーズの小ぶりでうまそうなのを買い、アトランティックAvの駅から出たところにいつも出ている、果物売りの兄ちゃんからりんごとバナナを買って、ワンハンドレッドに帰り着いたのがちょうどお昼ごろでした。パンとりんごとチーズを、パーラーに持って下り、ハーブティ(いつでも飲めるようになってます)をいれて半分を昼食に。チーズが想像とちがった味だったけどうまかったのでよし。
その後、Max Brennerのチョコを買って帰ろうと思いつき、またまたQでユニオンSqまで行き、おみやげ購入(今回いつになく、みやげが多くなっています)。そこで、夜まであの昼飯じゃあ保たないので、もう一駅Rに乗ってマディソンSqパークに行き、Shake Shackでシカゴドッグとコークを購入。今日は殆ど行列なしで、すぐに食べられました。前は、注文のときに名前を聞かれ、出来たら大声で名前を呼ぶという原始的な方法だったんですが、日本のフードコートで渡されるようなアラームを渡されたのには驚きました。b0040245_20121638.jpg

食べ終わったのが4時ごろだったので、もう一度ワンハンドレッドまで戻り、チョコレートを冷蔵庫に入れて、リンカーンセンターに向かいました。
b0040245_20165376.jpg
今日のオペラは、グルックのオルフェオとユーリディーチェという古いオペラです。名前が知られている割に、上演されることが少なく、以前神戸で地元のオペラ団体の公演があったときに、前日のゲネプロ(通し稽古)に潜り込んで見たことがある程度でした。そのときはあんまりおもしろくなかったという印象が残ってるんですが、METの舞台だからきっと面白かろうと楽しみにしてきました。
先ず6時からレクチャーです。レクチャ-も3回目で、だいぶ慣れてきました。声のいい人がはっきりしゃべってくれると、なんとか聞き取れるものですね。当時の演奏習慣の話が多かったのですが、この頃のオペラと切っても切れないのが、カストラート(将来有望なボーイソプラノを去勢して声変わりさせなくした人たち)の存在ですが、オルフェオの役がまさに、当時はカストラートが歌ってた役でした。現代では、カウンター・テナーや女声が歌うのですが、高い音域から低い音域までを、女性の音域と男性の体力を併せ持ったカストラートのように完全にこなすのはむずかしいというのが興味深かったです。それにからめて、去勢されても、歌手として大成するのはほんの一握りで、あとの大多数は残りの長い人生を意味なく過ごすことになった、と聞いてぞっとしました。

肝心のオペラの中身はどうだったのか?登場人物が、詩人で芸術家のオルフェオと毒蛇に咬まれて死んでしまった、妻のユーリディーチェとキューピッド(アモーレ)の3人だけ、それも、後の2人はどちらもソプラノで、オルフェオは今回カウンターテナーで、声を聞くだけだと女声ばかりです。そして、休憩なしの1時間40分という短さ。話がどんどん適当に(本当に適当な感じです)進んで、あれよあれよという間にハッピーエンド!その間、特に感動的なアリアも技巧的に感心するようなものもなにもなし。がっかりでした。レバインがせっかく前日休んで、満を持して出てきたはずなのに、これじゃあ逆のほうが良かったんじゃないの?と聞きたくなりました。
舞台の周りに上段が天井につかえそうな、3段のひな壇がしつらえられ、そこにずらりと色んな時代や国の衣装を着けた人たちがならび、けっこうお金のかかった装置ですが、なんの意味があるのかよく分かりません。衣装も3人の主役は現代の普通の服で、キューピッドなんかコットンパンツにTシャツ(の背中に羽根が付いてる)です。歌の合間にバレーのシーンが多いけど、振り付けがひどくて、きれいでもなんでもない。
新演出のプレミエ(初日)だけあって、周りは着飾った人たちが多いし、100ドルのドレスサークル、2列目のはじっこの席だったのに、周りに人がいっぱいいるのがいやだ、というおばさんが代わってくれと言って差し出した席が、275ドルするオーケストラJ列(10列目?)のど真ん中で、ずいぶん得したはずなんですが、あんまりうれしくなかったな。
by shoeenoki | 2007-05-03 22:18 | New York
今日は朝から曇りで、花見日和じゃないし、と例によって同宿の人たちとだらだらしたあと、取り合えず5th Avを歩き出しました。子供用品の店を覗いたりしているうちに晴れてきて、暑いぐらいになりました。そこで、晴れてるうちにMETのルーフガーデンに行くことにして、地下鉄Nでマンハッタンへ、14thで4に乗り換えて86thまで。
b0040245_222817100.jpg
ルーフガーデンに着くとたくさんの人で、ベンチにも座れず。しかも今年の展示、フランク・ステラという人の作品は、ごらんのとおりの巨大さで、去年の中国人の作品のような不気味さはないものの、邪魔になってしかたありません。その場にふさわしい作品を、とは考えないのかなあ。二年連続不作です。

b0040245_2239278.jpg

今日のオペラは、今回の目玉、プッチーニの三部作(Il Trittico)の新演出です。外套、修道女アンジェリカ、ジャンニ・スキッキの3本の短いオペラをセットで上演するもので、2002年にシティ・オペラのやはり新演出で見たことがあり、METではどんな上演をするのか興味深々でした。演出は、ブロードウエイでヘアスプレイなどの演出家だったJack O’Brien 、装置もやはりブロードウエイでInto the Woodsや42nd Stを手がけたDouglas W. Schmidt です。最近ブロードウエイとオペラ界との交流が盛んですね。キャストも豪華で、特に外套は、マリア・グレギーナ、ホアン・ポンス、サルバトーレ・リチートラという布陣、アンジェリカは今をときめくバルバラ・フリットーリでした。ただ残念だったのは、レバインが体調不良で指揮が代役(名前忘れた)だったことですが、この指揮者も悪くなかったので良しとしましょう。
最近の新演出は、極端に抽象化された、というより予算を節約したようなセットと、時代も国も不明な衣装という、うんざりするようなものが多いのですが、今日は三作とも、幕が開くなり装置に拍手が起こるぐらい、手が込んだ写実的な装置で、それだけでもうれしいものでした。
三作それぞれシティ・オペラとは別の作品かと思うぐらいすばらしい出来でしたが、特に良かったのが修道女アンジェリカでした。シティ・オペラで見たときは、プッチーニらしいメロディアスなきれいな作品だな、ぐらいにしか思わなかったんですが、さすがにアンナ・ネトレプコと人気を二分するフリットーリ、短い中に濃密なドラマを感じさせてくれました。最愛の息子(その存在のために修道院に入ることになった)の死を聞かされて、毒をあおって死ぬのですが、自殺という罪の赦しを乞いながら地面に倒れます。そこにはスポットライトが聖母マリアの形にあたり、その胸に抱かれるように息を引き取るという、これ以上ない幕切れでした。当然のごとく怒涛のような拍手と大歓声、涙をぽろぽろ流しながら拍手していました。今こうやって思い出すだけでも目が熱くなります。よかったなあ・・。
by shoeenoki | 2007-05-02 23:18 | New York
けっこうだらだらと過ごすうちに、もう旅程半ばにさしかかってきました。天気が良くなったので、METのルーフガーデンなど、行ってみたいところですが、あいにく月曜で殆どの美術館は(植物園も)休み。こんないい天気に買い物もなあ、と思いながらも、今回珍しく買って帰らないといけないものが多いので、散歩かたがたブルックリンハイツ近くの、フィッシズエディのアウトレットを目指すことにしました。
ブルックリン橋を歩いて渡り、グラウンドゼロまで行くという同宿3人組を、フルトンStのバス停で見送り、25のバスでボローホールまで。途中のフルトンモールは、月曜の昼前というのに賑わっています。ボローホールからモンタギューStを川に向かう途中にあるので、ずんずん歩くのですが、川の手前まで行ってもありません。どうも撤退してしまったようです。しかたないので、地下鉄Nでマンハッタンに渡り、センチュリー21で買い物して一旦ワンハンドレッドに帰りました。

b0040245_2259252.jpg
その後、次の桜スポットということで、コロンビア大学に向かいました。アトランティックAvから2、3ラインでマンハッタンへ、タイムズスクエアでローカルの1に乗り換えてブロードウエイの116th駅を地上に出たところが入り口です。116thの通りが大学の通路になっていて、誰でもはいれます。そしてこの通りが桜並木になっています。
b0040245_2339515.jpg

116thから4番のバスで5thに回り、105thのコンサルバトリーガーデンへ。今年はだいたい花が遅く、チューリップも咲ききっていません。
b0040245_23445281.jpg

車窓から見えるセントラルパークは新緑です。
b0040245_23454570.jpg

夜は、mさんとヴィレッジヴァンガードのヴァンガードジャズオーケストラのライブを聴きに行き、強烈にドライブの効いたノリノリの演奏に興奮したあと、別のライブを聞いていたFさんに連絡を取ると、そっちがいいし、食事もできるから来ないか、ということで数ブロック移動しました。行ってみると、先日英語でしゃべらナイトに出ていたピアニストの、デビッド・マシューズさんが日本語ではじめまして、と迎えてくれてびっくり!7人ほどのメンバーのまったりした、さっきまでとは全く違う世界を楽しんで帰りました。
by shoeenoki | 2007-05-02 00:03 | New York