カテゴリ:本( 3 )

b0040245_2237092.jpg先日Amazonに注文していた、"In Grand Style"という本が届きました。縦29センチ、ヨコ44センチと横長のとても大きな写真集です。表紙の写真は、パバロッティのMETラストパフォーマンス、トスカの一場面ですが、これを見て分かるように、メトロポリタンオペラの、最近のプロダクションの写真集なのです。
b0040245_0202696.jpgリヒアルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」で始まり、表紙にもなったプッチーニの「トスカ」で終わる、20の作品が取り上げられています。写真は、「薔薇の騎士」第2幕、オクタビアンがソフィーに、他の男の結婚申し込みの使者として銀のばらを届け、一目で恋に落ちる場面です。リヒアルト・シュトラウスの曲のなかでも、官能的なまでに美しい音楽が特にすばらしく、音楽だけで泣けてしまうところです。写真ではわかりにくいのですが、広げると幅90センチにもなり、豪華な舞台を彷彿とさせてくれます。
この本のいいところは、現在上演されているプロダクションの、上演中の写真であることです。つい最近見たばかりの、ヘンデルの「ロデリンダ」、モーツァルトの「皇帝ティートの慈悲」、グノーの「ファウスト」、プッチーニの「ラ・ボエーム」、ワーグナーの「タンホイザー」など、キャストもそのままです。キャストは入れ替わってるけれども、同じ演出の「アイーダ」や「トゥーランドット」などを入れると、20作中11作を見ていました。
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大事な宝物になりますが、欠点は、でかすぎて置いておく場所がないことです。
by shoeenoki | 2006-10-09 00:22 |
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写真をクリックして拡大してみてください。とんでもない乱丁本ですよね。
去年の今ごろ、S.J.Rozanの"A Bitter Feast"という本のことを書きました。そのとき合わせて4冊をAmazon.comで買いました。John Grishamの"The Last Juror"、Sara Paretskyの"Black List"に、Rozanの"A Bitter Feast"と、この"Stone Quarry"です。で約1年かかって順に読んできて、最後に取っておいたこれを読み出しました。ところが、180ページ読んで、チャプターが変わったと思ったら話しが前に戻ってしまいました。よく見ると、85ページに戻ってるんです。そのあと212ページまでが欠落して、代わりに116ページまでがまた出ています。Amazonに文句言わないといけないけど、1年以上経ってても代わり送ってくるかなあ。
でも、85ページがまた出てきたおかげで、先週のNew York Philharmony This Weekで、モーツァルトのピアノ協奏曲を2曲も弾き振りしてた、Jeffrey KahaneのCDを聞く場面に気が付きました。前読んだときは知らない名前だったけど、NYでは人気あるみたいです。

=Amazonの対応は?=
2,3日後に、「本来不良返品は30日以内といことになっているが、お客様の事情を勘案して、新本をお送りします」という返事が来ました。そして不良品は着払いで返送してくれということでした。新しいのを送ってくれるのはいいけど、この珍しい本も手元に置いておきたい、というのは欲張り過ぎかな。
by shoeenoki | 2006-02-28 01:15 |
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I stood on the corner where Canal crosses the Bowery・・・という書き出しだけで、NY好きにはこたえられないと思いませんか?写真がその交差点ですね。キャナルとバワリーの交差点といえば、そうマンハッタンブリッジの入り口です。
S.J.Rozanは、NYのダウンタウンに住む、白人の大男でピアノが趣味というビル・スミスと、そのパートナーで、チャイナタウンで生まれ育ち、今も殆ど英語がしゃべれない母親と一緒にそこに住む、リディア・チンという2人の私立探偵が、一作ごとに入れ替わって主役を務めるシリーズを書き続けています。数年前に第2作のピアノソナタを読んでファンになり、翻訳の出ている4冊は、すぐに読んでしまいました。早く次ぎが出ないかと、彼女のHPを覗いてみると、2冊の新作が出ていることが判明、Amazonから"Reflecting the Sky"、"Winter and Night"の2冊を取り寄せて、数ヶ月かけて読んでしまいました。
ところが、それで全部読んだと思ってたのが、最近になってこの2作以前に書かれた"A Bitter Feast"、"Stone Quarry"という2冊を見落としていたことがわかって、またまたAmazonに注文。A Bitter Feastの出だしが、頭の文というわけです。実は、最近翻訳が出たことがわかったのですが、せっかく買ったので、読んでしまおうと思っています。
いいミステリーは、トリックや犯人捜しという本流の面白さも勿論大切ですが、私の場合登場人物の日常生活や、ものの考え方、食べ物の好みなどが、どう描かれてるかのほうに重点があります。その点、このシリーズはとてもよく出来ています。それに、何より冒頭にあげたような、NYの街かどがあちこち出てくるのが楽しみです(Reflecting the Skyだけは、香港が舞台ですが)。文章も会話が多いため、比較的センテンスが短く、原文でもけっこう読み易く書かれています。
といっても、直良和美さんの訳もよくできています。NY好きのみなさんには、先ず翻訳ででも一読をお勧めします。
by shoeenoki | 2005-01-26 23:33 |