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b0040245_238271.jpgGWのNYから帰って来て、もう2ヶ月になるのに、まだ報告が終わってません。6月は書き込み0でした。
そんな中で、何考えとるんじゃ、と言われそうなんですが、新しいブログを始めてしまいました。既にリンクしているので、お気づきになった方もいるかと思いますが、「カンタータの楽しみ」というタイトルで、私が代表を務める、神戸バッハ・カンタータ・アンサンブルのことを、自慢発信していこうというものです。とにかく今、週一回の練習が楽しくて、この歳になって名古屋までレッスンに通ったり、うちでの練習もほぼ毎日かかさなかったりという状態です。
そこで、この楽しさを書き残したくて新しいブログを始めてしまったわけです。一応、神戸バッハの公式ブログとして作ったので、私以外のメンバーも書き込むことになります。でも今のところ私以外は書いていません。よろしければそちらのほうも覗いてみてください。

ちなみにこの画像、Johann Sebastian Bach の頭文字 JSBが組み合わさってできています。読めるかな?
by shoeenoki | 2007-07-06 23:25 | 音楽
先週土曜日、オーディションというやつを受けてきました。
神戸バッハの演奏会を開いた、神戸松蔭女子学院大学のチャペルで、12月17日に開催される、「グロリアを歌おう」と題したクリスマス・チャリティー・コンサートの出演者を、コーラスもオーケストラも、受講者を公募して行う、公開講座です。指揮者兼講師として、大塚直哉さんの指導を受けられるので、神戸バッハからオケ、コーラスそれぞれ数人ずつ参加しようということになり、そのオーディションを受けることになったものです。
b0040245_23583496.jpgヴィヴァルディの「グロリア」というのは、11曲のコーラスやソロ曲からなっており、そのうち2曲の前半部分を、大塚さんほか数人の指導者のみなさんの前で、一人で弾かなければなりません。みなさん顔なじみの人ばかりですが、オーディションを受ける側に立つと、その距離感の取り方が難しく、けっこう緊張してしまいました。しかも、ヴィヴァルディの曲は、バッハに較べると単純で、中でも課題に取り上げられた曲は、特に単調だったので、技術的にはやさしくても、音楽的には却って難しく、なんとなく音を出しただけで終わってしまいました。
終わった後の講評でもその点を指摘されて、ごめんなさいでした。初めから落とされないことは分かってたのですが、結果発表の後、指揮者の大塚さんから話があり、今後スコアを手に入れて、歌詞を自分のパート譜に書き込み、歌詞の意味に合わせて弾き方(音の強弱、長短など)を。自分なりに考えて来なさい、ということでした。バッハのカンタータの練習で、いつも言われてることと同じなんですが、バッハに較べてちょっと面白味に欠けるかな、と思っていたヴィヴァルディの練習が、一挙に興味深いものになりました。神戸バッハも次回に向けた練習が始まるし、この秋も充実した時間を過ごせそうです。
by shoeenoki | 2006-09-25 23:58 | 音楽
昨日9日、我が神戸バッハ・カンタータ・アンサンブルの演奏会が開かれました。
本番に先立って金曜日の午後から、本番会場の松蔭女子学院大学チャペルで、午後はソロ合わせ、夕方から全体合奏の練習をしました。
バッハの教会カンタータは、コーラス、オケ全員が参加する合唱曲と、独唱や2重唱などのソロ曲が5、6曲で、一つのカンタータを構成しています。なので、コーラスは合唱が歌える人だけでなく、ソロが歌える技量の人も必要なわけです。これはオーケストラも同じで、ソロや2重奏が随所に出てきます。そして、この時代の音楽が、後のモーツァルトやベートーベンの音楽と一番違うのは、通奏低音の存在です。これは、ジャズのリズムセクションを思い浮かべてもらえば分かりやすいと思いますが、チェロ、コントラバス、ファゴットといった低音楽器と、オルガンやチェンバロの鍵盤楽器の左手が、一つのベースラインを奏で、鍵盤の右手が和声を付けるもので、バッハの音楽、特にカンタータでは、演奏全体に大きな影響力を持つ、重要なセクションなのです。
そして今回、指揮者の大塚直哉さんの意向で、コンサート・ミストレスの大西律子さんとともに、チェロの高橋弘治さんをお招きしていました。高橋さんは、少しでも古楽に興味のある人なら誰でも知っている、あの、La Petite Bandeで、鈴木秀美さんの後を受けてずっと弾いてきた方で、この1日にベルギーから帰ったばかりで、この日初めて我々に合流してもらえたものです。
そしてその高橋さんのチェロがすごいものでした。世界のトップクラスのオケで弾いてこられた経験は、さすがです。私も、3曲中1曲はトップで弾いたのですが、ある曲を弾くのに、一音一音付きっきりで、その意味や上に乗っている和声、歌詞などと関連づけて、弾き方を指導してもらいました。これまでいかにいい加減に弾いてきたか。通奏低音の奥の深さを思い知りました。こんなすごい人をサイドに控えさせてトップを弾けたなんて、最高の贅沢です。

一夜明けて土曜日の朝11時からゲネプロで、通し練習。併せて出入りの要領やコーラスの立ち座りなど打ち合わせて、1時半頃ゲネプロ終了。3時の開演を待つばかりになりました。我々が休憩している間にも、指揮者の大塚さんは、オルガンやチェンバロの再調律で、開演30分前の開場時刻まで休む間もありません。もちろん、前日も当日も練習の前には調律をしています。ほとほと頭が下がります。
私も、開場前に受け付けの打ち合わせや、久々に聞きにきてくれた人と立ち話などしているうちに、開演です。全員が位置に付いて、大塚さんが入場、拍手に応えたあとこちらに向き直り、一曲目カンタータ131番の最初の音が鳴り響きました。わくわくしながら夢中になって弾き終わったのですが、拍手に応える大塚さんが、ソリストを紹介して、彼らに拍手を受けさせるはずが、その前に袖に引っ込んでしまいました。ここで大塚さんが、けっこう上がり症なんだという意外な面を露呈してしまったわけです。そしてそれを引きずったまま二曲目の17番に突入したためか、異常に早いテンポで始まってしまいました。みんな必死で付いていきます。私も必死ですが、悪いことに、前日に高橋さんが来られて、ボウイング(弓使い)がかなり変わったのですが、それに慣れる時間がないところに早いテンポで、表現するところまで行けずじまいでした。そんなことで、完全に満足ということなく前半が終わりました。
休憩時間には、以前のメンバーたちがけっこう聞きにきてくれてたので、彼らと話しているうち、あっという間に後半開始です。後半は、私がトップに座る187番です。これは、十分落ち着いていて、思うように弾けました。オケの他のメンバーや、コーラスもすごく良かったと思います。終わり良ければ全て良し、というわけでもないですが、充足感を覚えながら本番を終えることができました。
終わってからも、聞いてくれた人たちの感想は、以前とは比べものにならないぐらいうまくなってる、とかまた歌いに来たくなった、とか好意的なものが殆どでした。前半の曲についても、練習の成果が100パーセント発揮できなかったというだけで、従来の演奏レベルよりは、確実に上だったと思います。演奏会は大成功だったと言えるでしょう。打ち上げが盛り上がったのは、言うまでもありません。
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思えば、前の指揮者が突然辞めてしまったのが、ちょうど一年前。それから苦労の末、大塚直哉さんという、現在考えられる最高の指揮者を迎えることができ、そのすばらしい人柄と指導力に、みんなが魅了されて、必死で付いてきた末に迎えた昨日の本番でした。改めて、バッハをやり続けて良かったと思います。この年でこんなにわくわくできるなんて、私は幸せ者です。

☆写真は松蔭チャペルの、有名なガルニエの大オルガン。我々の演奏会では、ポジティフという小型のオルガンを使うので、この大オルガンは使っていません。
by shoeenoki | 2006-09-10 23:48 | 音楽
9月9日の本番を2週間後に控え、昨日今日と神戸バッハの合宿がありました。阪急六甲駅近くの神戸学生青年センターに、一橋大学テニス部などに混じって、むかし学生だった連中が泊まり込んで、2日間みっちり練習しました。
土曜日の午後は、声楽と器楽に分かれて、細かい音程会わせなど、地味ながら欠かすことのできない練習をていねいにやり、指揮者の大塚さんがやってきた夜の練習では、本番を意識した合奏練習をみっちりやりました。練習が9時に終わったあとは、合宿のお楽しみの飲み会です。持ち込んだビールやワインを飲みながらの音楽談義に○○談義、○○談義等々の後、深夜1時就寝。
b0040245_22572139.jpg今朝は9時半から、コーラスは発声練習、オケは音程合わせの後合奏で午前中の練習終了。午後はいよいよ本番の会場となる、神戸松蔭女子大学チャペルで練習です。ここは、鈴木雅明さんが率いる、あのバッハ・コレギウム・ジャパンが着々と進めている、バッハの教会カンタータ全曲録音の録音会場(と同時に演奏会もひらいている)として有名な会堂です。写真のように天井が高く、非常に残響が長い(たぶん5秒ぐらい)ので、無神経に歌ったり弾いたりすると、ごちゃごちゃになってしまいます。でも、指揮者の大塚直哉さんは、バッハ・コレギウムで、鈴木雅明さんのアシスタントを務めているので、ここの響きを熟知しており、練習のときにも折に触れて、松蔭でどう響くかをみなに意識させていたからか、初めてなのに透明な響きを出すことができました。チェロを弾いていても、気持ちがいいことこの上ありません。自分が弾いた音が、広い空間に立ちのぼるのを実感できます。ある曲を弾いているとき、思わず涙が出そうになりました。練習でこれだったら、本番を弾き終わったら、いいおじさんが泣いてしまうかもしれない、と今から心配です。すばらしい2日間でした。
by shoeenoki | 2006-08-27 22:58 | 音楽
昨日までの三連休、今日から四日間埋めればまとまった休みになるので、一度ベローナかザルツブルクの夏の音楽祭にでも行こうかな、などと数ヶ月前にチラッと思ったのですが、思っただけでした。
b0040245_2212567.jpgで、神戸にいたのですが、いて良かったです。先ず15日土曜日は、西宮の県立芸文センターの佐渡芸術監督プロデュースオペラ「蝶々夫人」。娘の勤務先ですが、ちゃんと受付初日に電話してチケット取りました。まず奥さんと娘婿の3人で、イグレクテアトルでランチ。桃を使ったスープ、瀬戸内の魚3種、うずらなどのコースをゆっくり楽しんだ後、雰囲気のいい大ホールで初めてのオペラ。1階真ん中のいい席です。「蝶々夫人」は、話があんまり面白くないので、プッチーニならボエームかトスカにしてくれよ、などと思ってたんですが、歌手陣のレベルが高く、まっとうな日本人たちが登場する(なに人かわからないことが多い)、落ち着いた演出で楽しめました。特にタイトルロールの浜田理恵さんとシャープレス役のデヴィッド・オーカーランドがすばらしく良かったです。バリトンのオーカーランドは、声も深いいい声だし、一挙手一投足に蝶々さんに対する憐憫の情が感じられる、すばらしい演技でした。この2人に比べると、ピンカートン役のアレッサンドロ・リベラトーレは、テノールらしいいい声なんですが、一人だけ声が遠く聞こえる感じで、1幕大詰めの蝶々さんとの二重唱もオケに埋もれてしまって、二人のバランスがくずれていました。
というような欠点はありましたが、ドラマティックな演出につい泣いてしまいました。このオペラは、この秋のメトロポリタンオペラのオープニングを、新演出で飾ることになっていて、秋に行くときには見られそうです。この日見て、METで見るのも楽しみになりました。

16、17日は、神戸バッハの集中練習でした。指揮者の大塚直哉さんが、日曜午後と月曜夜に空いていたので、その2コマを合同練習にし、月曜午後には、大塚さんの推薦で来ていただいたコンサートミストレス、大西律子さんの指導で弦楽器だけの分奏練習でした。
6月が忙しくて来られなかった大塚さん、抜けた分を埋め合わせようとするかのような、非常に密度の高い練習で、息つく暇もなく夢中になっての歌ったり弾いたりでした。本番までまだ2ヶ月ほどあるのですが、従来の感覚では、本番1週間前ぐらいの乗りでした。カンタータというのは、合唱曲とソロの曲が組み合わさってできています。以前だと、本番直前までコーラスの練習ばかりで、ぎりぎりになって半分やっつけみたいにソロ合わせをしていました。それでも、ソロを歌うのはプロ活動をしているような人が多いので、なんとかなってたのですが、今回は2ヶ月前の段階で、ソリストたちもほぼ譜読みを済ませて練習にのぞんでいます。来月には合宿も予定しているし、そうとう完成度の高い本番が期待できるのではないかと思っています。
そして、合同練習だけでなく、弦楽器だけの練習がまた楽しかったんです。大西さんは、モダンよりむしろバロックバイオリン奏者として活躍されていますが、今回わざわざバロックバイオリンも持って来て、出席者ひとりひとりに楽器をさわらせて、モダンとの違いを実感させてくれました。歌詞に合わせた弓使いや、古典調律でのアンサンブルのコツなど、やさしく噛んで含めるように教えてくれます。みんなの感じ方がバラバラで、全くあわなかった和音が、なんということでしょう!beforeとafterで全くちがう澄んだ響きになったのです。ほんとに9月の本番が楽しみです。
by shoeenoki | 2006-07-18 22:19 | 音楽
この週末、金曜日の夜にヨーヨーマのチェロ、デビッド・ジンマン指揮のチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏会、今日は夕方からレッド・プリーストの演奏会と、兵庫県立芸術文化センターで開かれた2つの演奏会に行き、その間土曜日の夜は神戸バッハの練習だったので、音楽漬けの3日間になりました。NYに行ってるときは毎日劇場に通うのは普通のことですが、神戸にいてこれは久々です。
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トーンハレの演奏会は、前半がベートーベンの英雄交響曲、後半がヨーヨーマのチェロ独奏でリヒャルト・シュトラウスの交響詩ドン・キホーテという豪華なプログラム。めったに実演では聴けないドン・キホーテ、しかもソロがヨーヨーマとくれば、どんなことをしても聴いてみたいと、受付初日に電話予約していたものです。聴いてみると、期待以上に面白くてずいぶん楽しめました。チェロのソロがドン・キホーテ、ヴィオラソロがサンチョ・パンザ、コンマスのヴァイオリンソロがドゥルシネア姫役という一種の描写音楽で、難曲ぞろいのリヒャルト・シュトラウスの曲の中でも、スコアを見ると気が遠くなるような大編成の難曲ですが、ヨーヨーマはもちろん、オケのレベルも非常に高くて、楽々と鳴っていました。
前半の英雄は、対象的に編成をしぼり、早めのテンポできびきびと進める、古楽的なアプローチで、ホルンとトランペットはバルブのないナチュラルを使うほどでした。特にホルンは、有名な3楽章のトリオが効果的で、このためにこの楽器を使ったかのような気にさせられました。

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レッド・プリースト、赤毛の司祭というのはヴィヴァルディのあだ名ですが、その名を冠した4人の古楽器奏者のグループの演奏会は、金曜日とは全く別のエンターテイメントでした。リコーダーのピアース・アダムスに、バロックヴァイオリン、バロックチェロ、チェンバロという4人のグループで、編成だけみるとバロックのトリオソナタの編成ですが、中身はとてもモダンです。四季の冬の第二楽章はとても有名ですが、伴奏がまるでレゲエのような雰囲気だったりという具合です。曲想にあわせて、歩き回ったり、踊ったり、寝転んだりで、普通はいすに座らないと弾けないチェロまでギターのようにぶら下げて、歩きながら弾いたりと、視覚的にも楽しい演奏会でした。そういう風にくずしながらも、曲本来の面白さはそこなわれるどころか、こんなに面白い曲だったかと再認識させられたり、楽しい演奏会でした。余談ですが、チェンバリストはハワード・ビーチというどこかで聞いたような名前でした。そう、JFK空港の最寄の地下鉄駅と同じ名前なんですね。
このグループは、小ホールの自主企画の一環で、うちの娘が呼んだもので、もともと2時から1回公演の予定だったものが、即完売で急遽6時から追加公演を組んだものです。みなさん面白いものはよくご存知ですね。私はぜんぜん知りませんでした。
by shoeenoki | 2006-06-05 01:03 | 音楽
今朝も快晴!
日曜日は朝食が1時間遅いので、朝めし前に近所のFort Greene Parkに散歩してきました。何度も泊まってるのに、近所をゆっくり散歩したりしてなかったので、なかなか新鮮でした。
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それほど大きな公園ではありませんが、適度な起伏があり、エンパイアステイトビルも小さく見えています。分かるかな?
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ご近所の飼い犬たちの社交場でした。

朝食後は、ちょっとゆっくりyokoさんや同宿の方たち(珍しくほとんど男性)とおしゃべりした後、この時期定番のMETルーフガーデンに向かいました。入り口で$20札を出したら、$15でいいのか?と聞かれたので、屋根だけだからよっぽど$5と言いたかったのですが、そこは太っ腹に(どこがだ)いいよと答えてはいりました。
何度行ってもエレベーターが分かりにくいので、入ってすぐお兄さんに聞き、さらに奥でまた聞いて上がり着くと、このお天気で気持ちいいことこの上なし!
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でも今年は、展示されてる彫刻がつまらないのでちょっとがっかりです。中国人のなんとかいう人の作品ですが、写真に写ってるのは大きなガラス板を立ててあるだけだと思ったら、根元に鳩の死骸らしきものが数個ころがしてあります。載せてないけど、南側には、大きな鰐の体中に、ナイフやはさみなどありとあらゆる刃物を、ハリネズミのように突き刺したものが2体。こんなものここで見たくないよお。
ま、私には中国人に対する個人的な偏見があるので、余計にいやだったのかもしれませんが。

2時からは、期待のミュージカルThe Three Penny Opera。アラン・カミングが主役の匕首マッキー(マック・ザ・ナイフ)、人気歌手のシンディー・ローパーも出演してるというので、さぞ面白かろうとわくわくしながら行ったのですが、私にはまったく面白くありませんでした。だれかが、これはミュージカルでもオペラでもなくて、音楽の付いた単なる劇だと書いてるのを読んだ覚えがありますが、そのとおりで、少なくともブロードウエイ・ミュージカルとはいえません。話は唐突に動くし、音楽はつまらないしで、Spelling Beeか、Light in the Piazzaでも見ればよかった、と後悔しました。通でもないのに、新作や話題作を追っかけるのは良くないと深く反省。
口直しに何か楽しいものが見たいと思っても、日曜の夜はシカゴぐらいしかやってなかったと思うしなあ、とだめもとでTKTSに来てみると、なんとSpelling Beeも7時半の公演があるじゃないか!$50で即購入。時間があるので、ちゃんとしたメシ食おうと、以前在住の友人に連れていってもらったイタリアン・レストランをさがしたけど見つからず。しかたないので、8thと49thの角にあるCiroという、看板に味は二の次と書いてある(ような気がする)レストランの飛び込みました。一人だというと、奥の暗い感じよくない席に案内されたので、何か飲み物は?ただの水、食後のコーヒーやデザートは?いらん、という問答で、ボンゴレかけのリングイネを注文したら、これが予想に反してあつあつでけっこううまいじゃないか。例によってかなり大盛りだったけど完食。こういう予想ちがいは大歓迎です。

The 25th Annual Putnam County Spelling Beeという長い題名のミュージカルは、去年のトニー賞を取った主役が交代してしまって、ちょっと人気が落ちてるみたいで、サークル・イン・ザ・スクエアという小さな劇場にもかかわらず、空席がけっこうあります。でも始まると、お、面白い!た、楽しい!
休憩なしの2時間弱、ほんとに楽しく笑いながら、最後はほろりとさせられて、ブロードウエイ・ミュージカルはこうでなくちゃ!という思いを強くして帰ってきました。見てよかった。
by shoeenoki | 2006-05-01 14:06 | 音楽
b0040245_22323481.jpg写真は、iPodに繋いだ、オーディオテクニカのパソコン用スピーカー
「アクティブスピーカー(2本1組) AT-SP100」 です。もともと、大きさの割に5Wという高出力なので、バッハの練習時、ハーモニーディレクターという電子キーボードの増幅用に買ったのですが、練習には不十分だったので、うちでiPod用に使い出したものです。
アンプ内蔵なので、これをコンセントに繋いで、iPodを接続しただけで音が出ます。そしてこんなに小さいのに、けっこう素直ないい音なんです。オーディオ装置としては、一応パイオニアの3ウエイスピーカーなど使ってるんですが、家族からは、これで十分だから邪魔なものは処分したらどう?などと迫られています。
by shoeenoki | 2006-02-20 22:34 | 音楽
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今年は、天才モーツァルトの生誕250年とかで、しかもその誕生日が1月27日ということで、今週は月曜日から金曜日までNHK衛星第2で、夜中に彼のオペラを放送しています。今は、第三夜「ドン・ジョバンニ」を放送中です。何年か前の、エクサン・プロバンス音楽祭という野外オペラの映像ですが、風が強くて出演者は大変そうです。
月曜日は「後宮からの誘拐(昔は逃走と訳してたみたいですが)」、昨日は「フィガロの結婚」で、それぞれ2時前後のインターミッションまで起きてて、DVDを入れ替えてから寝てたので、睡眠不足です。従って、まだ落ち着いて見てないので、内容についてはまたおいおい。
このあと、明日は「コシ・ファン・トゥッテ」、金曜日は「魔笛」、そして土曜日はハイビジョンで「皇帝ティートの慈悲」と、モーツァルトの有名なオペラは殆ど放送されます。どんどんDVDが溜まってきて、ちゃんと見る時間がない!
by shoeenoki | 2006-01-26 01:58 | 音楽
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先日、我が神戸バッハの練習に、とうとう大塚直哉さんが来てくれました。去年の秋から、毎日のように本番を抱える、殺人的なスケジュールの合間を縫って、我々の相談に乗ってもらい、やっとここまでこぎつけました。
はじめにみんなに向かって一言あったのですが、最初は断ろうかと思っていたけれど、Shoeさんが、何度もコンサート会場や泊まってるホテルまで会いに来てくれるし、その熱意に負けてお引き受けしました、という意味のことをおっしゃいました。なんともマネージャー冥利に尽きる言葉で、苦労の甲斐があったというものです。
そして練習が始まりました。一昨年の秋に、一度来てもらってたので、練習の良さは分かってたんですが、そのときは本番の指揮者が別にいたので、音楽づくりの細かいところまでは踏み込むことができなかったのです。だから、ご自分の音楽をどのように我々に伝えてもらえるのか、というところは未知数でした。でも結論を言うと、やっぱりすばらしかったのです。
前回も、カンタータはまず言葉(ドイツ語)ありきだ、というところから始まったのですが、今回はそれをさらに徹底して、器楽奏者にも先ず楽器をおいて一節ずつ歌わせ、ドイツ語の語感に弾き方を合わせる必要性を実感させてくれます。楽器を弾くときも、歌詞に合わせたり、ある音を弾くのに、その部分の和音によって弾き方を変えるなど、プロの演奏家に取っては当たり前のことでも、アマチュアには実際にどう弾けばいいのか分からないことが多いのですが、それを具体的に指示してくれます。その合間には、芸大カンタータクラブ時代の、小林道夫先生の楽しいエピソードを織り交ぜたり、繰り返して良くなれば、必ずすばらしい!と声がでるし、夢中になって歌ったり弾いたりしてるうちに、あっという間に2時間半の練習が終わりました。この日は、メンバーの殆どが出席していたんですが、みんな興奮していました。
何ヶ月か後に、本番成功の報告を、ここに書き込みたいと切に願っています。
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by shoeenoki | 2006-01-24 02:00 | 音楽