Bryant Park Reading Room

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 去年のGW前半に、10回目のNYにPC持参で行きました。あちこち八重桜が満開で、NY花便りをNYLYのNY日記に送っていたのですが、花の写真に混じって、ブライアントパークの青空図書室の写真をUPしたのを、ご覧になって下さった方もおられると思いますが、どう感じられたでしょうか?それまで、ブライアントパークといえば、Times Sqのすぐそばにある都心のオアシスで、春秋のファッションウイークには、テントを張ってファッションショーが開かれることぐらいしか知らなかったのですが、なんの制約もなく、無料で何時間でも読んでいていいよ、という大らかさがすっかり気に入ってしまいました。それに、Briant Park自体、トイレなどNYの公園のものとは思えないくらいきれいだし・・。
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 神戸に帰ってからなんとなく気になって、少し調べてみました。先ず、New York Public LibraryのHPにアクセスしてみましたが、Bryant Parkのことはどこにも書かれていません。そこで、Bryant Parkの運営主体がどこなのか、Googleで調べるとBryant Park Restoration CorporationというNPOのHPに行き着きました。ここが、この公園を管理運営している団体です。Restorationという言葉が表しているように、70年代にTimes Sq.や42nd St.と同じく、ジャンキーやドラッグディーラーのたまり場になって荒れ果てていたBryant Parkを蘇らせるために、Rockefeller Brothers Fundの援助のもとに、近辺の地主たちが80年に設立したものです。

 Bryant Parkのことが少し分かってきて、さてReading Roomですが、BPRCのHPに記述がありました。それによると、もともと1935年秋に、New York Public Libraryが、大恐慌時代の失業対策の一環として始めたものだったそうです。職を失ったビジネスマンや知識人たちが、お金も、ちゃんとした住所も、ライブラリーカードも、身分証明も必要とせずに読書を楽しめるように考えられました。書籍はPublic Libraryが用意し、雑誌類はその出版社や個人の寄付でそろえられました。そしてそれは、景気回復で失業者が減り第二次世界大戦が激しくなったために、1944年に休止されるまで、十年近くも続いたのです。

 それから60年近い年月を経て、2003年6月BPRCの手によって、Reading Roomが再度開かれました。さらにその1年後に私がやって来てその存在を知り、ここに至っている訳です。実は、今年もGWにNYに行くことを、昨日決めたところです。花盛りのNY、歩き疲れたらここで本を読みながら休憩もいいだろうなと、今から思いを馳せています。
by shoeenoki | 2005-02-05 00:58 | New York