やや時差ぼけ気味で7時過ぎに起き出し、ラザニアの朝食がおいしかったので、ランチの予定があることも忘れて完食。ゆっくりコーヒーを飲んでるうちに、yokoさんのご主人がパーラーに上がってこられたので、再開をよろこんでしばらくおしゃべりした後、10時過ぎに行動開始。
今日は在住のBさんとランチです。yokoさんお勧めのイタリアン Del Posto という店に初めて行きました。ここはヴィレッジの名店 Babbo のオーナーが開いた支店のようですが、それよりアイアンシェフの店といったほうが通りがいいかもしれません。入ると大きな空間にゆったりとテーブルが配置され、重厚な感じです。セーターで出ようとして、顔をあわせたyokoさんに、ランチだしジャケット要らないよね?と聞くと、「うーん、タイまでは要らないだろうけど、ジャケットは言うかもしれない」ということで、部屋に戻ってジャケットに着替えて、地下鉄Qに乗ろうとホームに下りたところで、お土産を持って行かないといけないのに手ぶらであることに気がついて急遽取りに戻りました。これは神戸を出発したときのドタバタの再現でした。実は最寄の地下鉄のホームで、コートを着てないことに気づき、急遽娘に車で送ってもらったのでした。

やっとのことでQでユニオンスクェアまで行き、14のバスに乗り換えて西の端まで行ったところでBさんと出会い、これまた1年ぶりの再会をよろこんでお店へ。
と、話が前後してしまいましたが、これもyokoさんおすすめのパスタメニューから3種類えらべると言うのを注文、うまかったです。以前Babboでも6種類のパスタテイスティングメニューを食べましたが、そのときよりうまかったような気もします。そして料理もデザートもすばらしかったんですが、仕事が軌道に乗り出したというBさんが輝いていて、それがなによりのご馳走でした。その上、前回食事したときに、まだ仕事もこれからだし、今日は私がご馳走するから、軌道に乗ったらご馳走して、と言ったことを忘れずに実行してくれました。律儀な人です。
その後、近所のチェルシーマーケットをひやかしながら通り抜けたところでBsannto別れ、おみやげを少し買って一旦ブルックリンに戻りました。
夕方からのオペラがまたすばらしかったのですが、これは後でゆっくり。
いつも出発前には、なにやかやとどたばたするのですが、今回もやってしまいました。留守中の世話に来てくれていた下の娘に三宮まで送らせることになったのですが、細かいことはまたおいおい。
空港バスに乗ってからは、Cクラスということもあってスムーズにことが運び、なんでこんなにエコノミーと差があるんだ?というくらい快適に12時間半を過ごしました。


写真はディナーのステーキと朝粥の朝食です。
大したディレイもなくJFKに着きましたが、ここでまたまたどたばた。例によって地下鉄Aラインに乗ろうと、エアトレインに乗ったのですが、携帯のネットワーク接続に気を取られているうちに、ジャマイカまで行ってしまいました。そのままLIRRで行くことも考えたのですが、引き返して手前の駅でハワードビーチ行きに乗り換え、また電話に気を取られて、一つ手前の駐車場駅で降りてしまい、また次の電車でやっとハワードビーチにたどり着いたのでした。
やっとのことでブルックリンのワンハンドレッドに到着するなり、ほぼ1年ぶりのオーナーyokoさんとしゃべり倒してしまい、結局そのあと夕方まで部屋で過ごして、6時前にリンカーンセンターに向かいました。

今日のオペラは、ベンジャミン・ブリテンの代表作ピーター・グライムズです。現代音楽のオペラはほとんど見たことがなく、このオペラについての予備知識も殆どなくて、英語の字幕だけが頼りでした。英語歌ってるのに字幕が出て助かりました。オペラの発声では、英語も聞き取りにくいということかも知れません。全体にある程度調性を感じさせる音楽で、けっこうきれいなメロディーも出てくるんですが、取りとめのない感じが強く、私ぐらいのオペラ体験ではちょっと眠くなってしまうものでした。NYフィルがマズアの指揮でマタイ受難曲を今日からやってるんですが、これも空恐ろしくもありますが、退屈しなかったんじゃないかと思いました。
このブログも全くの休眠状態に陥って、早や8ヶ月。公私ともに多忙を極め(というより余裕がなくて)、このところ年2回は行っていたNYも、去年のGW以来行けてなかったのですが、来週20日からやっと行けることになりました。約1年ぶりのうえ4泊と短い滞在になりますが、密度濃く行きたいと思っています。
今回は4泊、実質3日半しか使えないなかで、オペラ3本、ミュージカル1本のチケットが確保済み、エアはClub ANAをマイル特典チケットで確保しています。泊まるのは、もちろんザ・ワンハンドレッド。オペラは、ブリテンのピーターグライムズ、ヴェルディのエルナーニと椿姫で、初見が2本なのでとても楽しみです。ミュージカルは、メル・ブルックスがプロデゥーサーズの成功で、2匹目のどじょうを狙った(であろう)、ヤング・フランケンシュタインを見ます。昨秋始まったばかりの新作で、予習のために基にになった映画のDVD買ったんですが、もうめちゃくちゃ面白くて、映画見てあんなに笑ったのは久しぶりです。映画の作りも舞台になりやすそうなので、これも非常に楽しみです。
あとは、在住の友人とランチとか、最終日はイースターサンデーに当たるので、5番街のパレードなど見物するのもいいかな?などと考えています。

写真は、尻切れトンボになって紹介しきれなかった去年のGWのもので、登しょう礼でピア17に入港してきた練習船です。甲板に乗員が並ぶ登舷礼は神戸港で見たことがありますが、登しょう礼は初めて見ました。岸壁でマリアッチのバンドがラテン音楽を奏でて出迎えていたので、南米のどこかから来たようです。

GWのNYから帰って来て、もう2ヶ月になるのに、まだ報告が終わってません。6月は書き込み0でした。
そんな中で、何考えとるんじゃ、と言われそうなんですが、
新しいブログを始めてしまいました。既にリンクしているので、お気づきになった方もいるかと思いますが、「カンタータの楽しみ」というタイトルで、私が代表を務める、
神戸バッハ・カンタータ・アンサンブルのことを、
自慢発信していこうというものです。とにかく今、週一回の練習が楽しくて、この歳になって名古屋までレッスンに通ったり、うちでの練習もほぼ毎日かかさなかったりという状態です。
そこで、この楽しさを書き残したくて新しいブログを始めてしまったわけです。一応、神戸バッハの公式ブログとして作ったので、私以外のメンバーも書き込むことになります。でも今のところ私以外は書いていません。よろしければそちらのほうも覗いてみてください。
ちなみにこの画像、Johann Sebastian Bach の頭文字 JSBが組み合わさってできています。読めるかな?
# by shoeenoki | 2007-07-06 23:25 |
音楽
予想どおり、うちに帰ったとたんに、更新の時間が全く無くなり、もう帰国して1週間経ってしまいました。7日目、8日目がまだですが、取りあえず帰国報告です。

帰る日は土曜日とあって、2度目のフレンチトーストの朝食。いつもデジカメを持って降りるのを忘れるので、ワンハンドレッドのおいしい朝食の写真がアップできないのですが、この日は忘れずに撮れました。おいしそうでしょう?
しっかり食べたあと、JFK11時初のANAに乗るべく、8時半ごろ、yokoさん、あきらちゃん、スタッフKさん、もう1泊居残るSさんの見送りをうけて、ワンハンドレッドを出発、いつもの地下鉄Cを目指そうとすると、Kさんが「週末A,Cは止まってて、バスで途中まで振り替えですよ。バスはそこに来るはず」と。すぐの角に黒人の兄ちゃんたちが立っていたので、バスはここにくるの?と聞くと”I hope so.”などと言うので、しばらく立っていましたが、なかなか来る気配がない。待っててばたばたするより、LIRRで行くことにして、ぐるっと回ってフラットブッシュAvの駅まで歩いて無事乗ることができました。来たときの逆コースでJFKに着いたのが9時40分ごろ。着くとチェックインが長蛇の列。やっとの思いで手荷物検査をくぐり抜けて、ゲイトに着いたら1時間半もディレイ!おいおい、それならそんなに焦るんじゃなかったよ。
と、ドタバタしたのもここまで。あとは成田、羽田、神戸と乗り継いで、6日夜10時過ぎに我が家に帰り着きました。
あいだの7,8日目の様子は、またおいおい。
予報どおり、朝はどんより」曇った天気で、腰が重くなります。でも今日は、6時からMETのレクチャーを聞き、そのまま8時からオペラなので、早く行動を起こさないといけません。そこで10時半(早くないか)ごろ、SOHOのディーン&デルーカに出かけたのですが、Qラインのホームで、一足先に出かけていたyokoさんや義理の妹さんたちとばったり。先に来たBにyokoさんとスタッフKさんが乗って、後の3人でQに。有名レストランのシェフをしている妹さんたちに、うちのお客さんで、レストランにもよく行く方よ、とyokoさんが紹介してくれたので、Canal Stで私が乗り換えのために降りるまで、ユニオンスクエアカフェが東京に出た話とか、クリスピークリームも出て、すごい行列で2時間待ちだとか、地下鉄車内の轟音の中でしゃべるというより叫んでたような気が・・。
Canalでローカルに乗り換えて一駅、久しぶりでMoMAのアートショップに寄った後、D&Dでおみやげを買ったついでに、夜食を買って帰ったほうが・・と気づいて、フランスパンとチーズの小ぶりでうまそうなのを買い、アトランティックAvの駅から出たところにいつも出ている、果物売りの兄ちゃんからりんごとバナナを買って、ワンハンドレッドに帰り着いたのがちょうどお昼ごろでした。パンとりんごとチーズを、パーラーに持って下り、ハーブティ(いつでも飲めるようになってます)をいれて半分を昼食に。チーズが想像とちがった味だったけどうまかったのでよし。
その後、Max Brennerのチョコを買って帰ろうと思いつき、またまたQでユニオンSqまで行き、おみやげ購入(今回いつになく、みやげが多くなっています)。そこで、夜まであの昼飯じゃあ保たないので、もう一駅Rに乗ってマディソンSqパークに行き、Shake Shackでシカゴドッグとコークを購入。今日は殆ど行列なしで、すぐに食べられました。前は、注文のときに名前を聞かれ、出来たら大声で名前を呼ぶという原始的な方法だったんですが、日本のフードコートで渡されるようなアラームを渡されたのには驚きました。

食べ終わったのが4時ごろだったので、もう一度ワンハンドレッドまで戻り、チョコレートを冷蔵庫に入れて、リンカーンセンターに向かいました。

今日のオペラは、グルックのオルフェオとユーリディーチェという古いオペラです。名前が知られている割に、上演されることが少なく、以前神戸で地元のオペラ団体の公演があったときに、前日のゲネプロ(通し稽古)に潜り込んで見たことがある程度でした。そのときはあんまりおもしろくなかったという印象が残ってるんですが、METの舞台だからきっと面白かろうと楽しみにしてきました。
先ず6時からレクチャーです。レクチャ-も3回目で、だいぶ慣れてきました。声のいい人がはっきりしゃべってくれると、なんとか聞き取れるものですね。当時の演奏習慣の話が多かったのですが、この頃のオペラと切っても切れないのが、カストラート(将来有望なボーイソプラノを去勢して声変わりさせなくした人たち)の存在ですが、オルフェオの役がまさに、当時はカストラートが歌ってた役でした。現代では、カウンター・テナーや女声が歌うのですが、高い音域から低い音域までを、女性の音域と男性の体力を併せ持ったカストラートのように完全にこなすのはむずかしいというのが興味深かったです。それにからめて、去勢されても、歌手として大成するのはほんの一握りで、あとの大多数は残りの長い人生を意味なく過ごすことになった、と聞いてぞっとしました。
肝心のオペラの中身はどうだったのか?登場人物が、詩人で芸術家のオルフェオと毒蛇に咬まれて死んでしまった、妻のユーリディーチェとキューピッド(アモーレ)の3人だけ、それも、後の2人はどちらもソプラノで、オルフェオは今回カウンターテナーで、声を聞くだけだと女声ばかりです。そして、休憩なしの1時間40分という短さ。話がどんどん適当に(本当に適当な感じです)進んで、あれよあれよという間にハッピーエンド!その間、特に感動的なアリアも技巧的に感心するようなものもなにもなし。がっかりでした。レバインがせっかく前日休んで、満を持して出てきたはずなのに、これじゃあ逆のほうが良かったんじゃないの?と聞きたくなりました。
舞台の周りに上段が天井につかえそうな、3段のひな壇がしつらえられ、そこにずらりと色んな時代や国の衣装を着けた人たちがならび、けっこうお金のかかった装置ですが、なんの意味があるのかよく分かりません。衣装も3人の主役は現代の普通の服で、キューピッドなんかコットンパンツにTシャツ(の背中に羽根が付いてる)です。歌の合間にバレーのシーンが多いけど、振り付けがひどくて、きれいでもなんでもない。
新演出のプレミエ(初日)だけあって、周りは着飾った人たちが多いし、100ドルのドレスサークル、2列目のはじっこの席だったのに、周りに人がいっぱいいるのがいやだ、というおばさんが代わってくれと言って差し出した席が、275ドルするオーケストラJ列(10列目?)のど真ん中で、ずいぶん得したはずなんですが、あんまりうれしくなかったな。
今日は朝から曇りで、花見日和じゃないし、と例によって同宿の人たちとだらだらしたあと、取り合えず5th Avを歩き出しました。子供用品の店を覗いたりしているうちに晴れてきて、暑いぐらいになりました。そこで、晴れてるうちにMETのルーフガーデンに行くことにして、地下鉄Nでマンハッタンへ、14thで4に乗り換えて86thまで。

ルーフガーデンに着くとたくさんの人で、ベンチにも座れず。しかも今年の展示、フランク・ステラという人の作品は、ごらんのとおりの巨大さで、去年の中国人の作品のような不気味さはないものの、邪魔になってしかたありません。その場にふさわしい作品を、とは考えないのかなあ。二年連続不作です。

今日のオペラは、今回の目玉、プッチーニの三部作(Il Trittico)の新演出です。外套、修道女アンジェリカ、ジャンニ・スキッキの3本の短いオペラをセットで上演するもので、2002年にシティ・オペラのやはり新演出で見たことがあり、METではどんな上演をするのか興味深々でした。演出は、ブロードウエイでヘアスプレイなどの演出家だったJack O’Brien 、装置もやはりブロードウエイでInto the Woodsや42nd Stを手がけたDouglas W. Schmidt です。最近ブロードウエイとオペラ界との交流が盛んですね。キャストも豪華で、特に外套は、マリア・グレギーナ、ホアン・ポンス、サルバトーレ・リチートラという布陣、アンジェリカは今をときめくバルバラ・フリットーリでした。ただ残念だったのは、レバインが体調不良で指揮が代役(名前忘れた)だったことですが、この指揮者も悪くなかったので良しとしましょう。
最近の新演出は、極端に抽象化された、というより予算を節約したようなセットと、時代も国も不明な衣装という、うんざりするようなものが多いのですが、今日は三作とも、幕が開くなり装置に拍手が起こるぐらい、手が込んだ写実的な装置で、それだけでもうれしいものでした。
三作それぞれシティ・オペラとは別の作品かと思うぐらいすばらしい出来でしたが、特に良かったのが修道女アンジェリカでした。シティ・オペラで見たときは、プッチーニらしいメロディアスなきれいな作品だな、ぐらいにしか思わなかったんですが、さすがにアンナ・ネトレプコと人気を二分するフリットーリ、短い中に濃密なドラマを感じさせてくれました。最愛の息子(その存在のために修道院に入ることになった)の死を聞かされて、毒をあおって死ぬのですが、自殺という罪の赦しを乞いながら地面に倒れます。そこにはスポットライトが聖母マリアの形にあたり、その胸に抱かれるように息を引き取るという、これ以上ない幕切れでした。当然のごとく怒涛のような拍手と大歓声、涙をぽろぽろ流しながら拍手していました。今こうやって思い出すだけでも目が熱くなります。よかったなあ・・。
けっこうだらだらと過ごすうちに、もう旅程半ばにさしかかってきました。天気が良くなったので、METのルーフガーデンなど、行ってみたいところですが、あいにく月曜で殆どの美術館は(植物園も)休み。こんないい天気に買い物もなあ、と思いながらも、今回珍しく買って帰らないといけないものが多いので、散歩かたがたブルックリンハイツ近くの、フィッシズエディのアウトレットを目指すことにしました。
ブルックリン橋を歩いて渡り、グラウンドゼロまで行くという同宿3人組を、フルトンStのバス停で見送り、25のバスでボローホールまで。途中のフルトンモールは、月曜の昼前というのに賑わっています。ボローホールからモンタギューStを川に向かう途中にあるので、ずんずん歩くのですが、川の手前まで行ってもありません。どうも撤退してしまったようです。しかたないので、地下鉄Nでマンハッタンに渡り、センチュリー21で買い物して一旦ワンハンドレッドに帰りました。

その後、次の桜スポットということで、コロンビア大学に向かいました。アトランティックAvから2、3ラインでマンハッタンへ、タイムズスクエアでローカルの1に乗り換えてブロードウエイの116th駅を地上に出たところが入り口です。116thの通りが大学の通路になっていて、誰でもはいれます。そしてこの通りが桜並木になっています。

116thから4番のバスで5thに回り、105thのコンサルバトリーガーデンへ。今年はだいたい花が遅く、チューリップも咲ききっていません。

車窓から見えるセントラルパークは新緑です。

夜は、mさんとヴィレッジヴァンガードのヴァンガードジャズオーケストラのライブを聴きに行き、強烈にドライブの効いたノリノリの演奏に興奮したあと、別のライブを聞いていたFさんに連絡を取ると、そっちがいいし、食事もできるから来ないか、ということで数ブロック移動しました。行ってみると、先日英語でしゃべらナイトに出ていたピアニストの、デビッド・マシューズさんが日本語ではじめまして、と迎えてくれてびっくり!7人ほどのメンバーのまったりした、さっきまでとは全く違う世界を楽しんで帰りました。
昨日はいい方に外れた予報が、今日は悪いほうに外れて朝からどんより曇っていました。昨日ワンハンドレッドに着いた、男女各1人のSさんも交えて、きのうよりもっと朝食後のだらだらが伸び、きのうのBさんの話やら、NYLYに的外れの書き込みをするので話題になっていた人の話で盛り上がり、出て行ったのは11時半ごろになっていました。
あまり後先考えずに3ラインに乗り、桜のきれいなところの第二段、ワシントンスクエアパークに到着。南側入り口の八重桜は満開でしたが、やっぱり曇り空ではもうひとつさえません。


ジャズバンドの演奏(これがうまい!)などあって、休日らしさは感じられるものの、やっぱり天気が・・。
ここから次の桜スポット、ルーズベルトアイランドに移動。錆び錆びのクィーンズボロブリッジの修繕が始まってるのを横目に見ながら、久しぶりのエアトラムです。

桜は、七部咲きといったところで、きれいでしたが、盛りまではもう2,3日という感じです。それでも日曜の午後とあって、日本人家族の集まりのような集団が、ビニールシートの上で車座になってお花見をしていました。


土日のマンハッタンは、あちこちで道路を封鎖してストリートフェアをやってますが、60thの通りもごらんのような状態。小腹が空いていたので、バナナ&チョコレート入りクレープを購入、けっこう腹いっぱいです。

いったんワンハンドレッドに戻って一休みしたあと、ブロードウエイ50thのSnapple Theater Centerに、前回見たいと思いながらスケジュールがあわなくて見られなかったThe Fantasticksを見にいきました(Rieさん、見てきたよ!)。最近のオンのミュージカルに、もうひとつ感動が得られず、オフの雰囲気を持ったものに傾倒しているので、今回楽しみにしてきたものでした。
劇場というよりスタジオという感じの小さな空間で、8人の出演者がPAを使わず、生の声で歌い演じます。せりふもはっきりしゃべり、よく聞き取れます。でなくても話は単純だし、動きはオーバーだし、ほんとに楽しい芝居でした。最後はほろりとさせられ、涙で終わりました。これこそ最近求めていたものです。みなさんにお勧めしたいですね。
土曜日の朝は、雨の予報がいいほうに外れて快晴でした。それでも、土曜日の豪華なフレンチトーストの朝食を、ゆっくり平らげたあともだらだらとおしゃべりして、11時ごろ行動開始。
先ずは、この時期恒例の八重桜見物に、SAKURA MATSURI開催中のブルックリン植物園へ。着いてみると、去年は入場無料だったのに、8ドル取られました。ところが入ってみると、ピンクに染まってるはずが緑色、そんなに早く散ってしまったのかと近づいてみると、写真のように、まだつぼみが開きかけ。今年は、NYも4月が異常に寒かったせいか、例年より1~2週間遅いようです。


午後は、2時からミュージカル110 In The Shadeです。トニーを4回も取った、オードラ・マクドナルドが出る、というだけでチケット取っておいたものです。彼女は、97年か8年かのトニー賞をライオンキングと争そって敗れた、ラグタイムという傑作ミュージカルのヒロインを歌っていた人で、2度目のNYで見るために、CDを毎日聞き込んで、その歌声にしびれていました。でも、実際見に行ったときには代役で、翌年もう一度見たときにはキャストが代わっていて、結局実際に聞くことがなかった人だったのです。そんな彼女の歌を聞きたくて日本から予約を入れてきました。
結果は大正解でした。前の晩あまり眠れず、途中睡魔に襲われて、英語のせりふや歌詞が殆ど入ってこなくて参りましたが、曲がいいのと歌がうまいのとで、ぐんぐん引き込まれ、最後のほうでやっと話も理解できて、久しぶりにミュージカルを見て涙がでました。やっぱりミュージカルは、いい曲をいい歌手が歌わないとだめですね。最近、大規模なミュージカルに、感心はしても感動することがなかったので、原点を見たような気がしました。
終わったあとは、一旦ワンハンドレッドに引き返して、ジャケットに着替えたあと、在住の友人Bさんと食事するべく、アッパーイーストサイドに向かいました。

行ったのは、NYLYの管理人と同じ名前の、JOJOというフレンチレストランです。かのジャン・ジョルジュがNYに数店展開しているうちの古手ですが、7時半の予約に数分遅れて到着すると、入り口に客があふれ、テーブルに案内されると、まわり中超満員でした。気候のいい土曜日の夜とはいえ、かなりの人気店ですね。料理もうまくて、フォアグラ、ダック、サーモンなどありふれた素材ながら、質が吟味され、丁寧に味付けされていることが分かります。それでいて値段もひとり70ドルぐらい(ワイン込み)で、非常にリーズナブルです。すっかりファンになりました。さすがにジャン・ジョルジュです。もうひとつさすがと思ったのは、Bさんはチョコレートのプロなんですが、デザートのときにサービスで出てきたアミューズメントの小さなチョコレートを、どこのショコラティエに作らせてるの?と聞くと、一瞬間を置いて、We Made them!と返ってきました。ジャン・ジョルジュ全体でショコラティエまでかかえてるんですねえ。大満足でした!